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Art of living
4月25日開催 映画「バベルの学校」上映会&ゲストトーク
Art of living magazine event vol.1
教科書やメディア、情報からでは学べない、ひとりひとりの声が伝えてくれること
Art of living magazineでは、映画「バベルの学校」の上映&ゲストトークを開催いたします。
映画「バベルの学校」の舞台は、パリのある中学校。様々なバックグラウンドを持つ20か国24名の生徒が、適応クラスでフランス語を学んでいます。いろんな個性や才能を持つ子どもたちに辛抱強く向き合う担任の先生にとって、このクラスは最後のクラスでした。その1年の様子を追ったドキュメンタリーです。
パリは様々な人種のるつぼとも言われています。それを象徴するように、公立中学校の適応クラスには、親の都合や、政治的な理由などによって、さまざまな国籍の子どもたちが学んでいます。出身がアフリカ同士、と言っても、信仰する宗教が違ったり、言葉ももちろん違う。
担任のブリジット・セルヴォニ先生は、そんな多様な生徒たち自身を、貴重な題材として授業で取り入れていきます。教科書やメディア、情報からでは学べない、ひとりひとりの声が、体温をともなって生徒たちの心に伝わっていきます。
Art of living magazineでは、多様性をテーマのひとつにしています。映画「バベルの学校」は、多様性と、共存・共生について自然に考えさせてくれるとても素敵な作品です。映画の上映会と、児童思春期精神科医師の小澤いぶきさんをお招きし、ゲストトークを開催します。
映画『バベルの学校』ストーリー
アイルランド、セネガル、ブラジル、モロッコ、中国…。11歳から15歳の子どもたちが世界中からフランスのパリにある中学校にやってきた。24名の生徒、20の国籍、そして24のストーリー。家庭的な事情でやってきたもの、辛い母国から逃れてきたもの、亡命を求めてやってきたもの、または単によりよい生活を求めて移民して来たものなど理由は様々。
フランスに来たばかりの彼らが入ったのは適応クラス。このクラスでフランス語を学び、話せるようになるための集中トレーニングを受け、やがては通常のクラスに移るために、他の教科も学んでいく。
国籍も宗教もフランスに来た理由も違う子どもたちの中には時に大声で口論し、泣き、自暴時期になる子も。ブリジット・セルヴォニ先生は、そんな子どもたちを驚くほどの辛抱強さで見守り、なだめ、そして導いていく。
配給・宣伝 ユナイテッドピープル
ブリジット・セルヴォニ先生は現在、24の学校、380の先生を監督するフランス国民教育省の教官となりました。
映画「バベルの学校」上映会&ゲストトーク
日時:2015年4月25日(土)
上映が2回あります。A、Bどちらかをお選びください。
A 10:00~ 上映のあと、トーク: 映画鑑賞10:00~11:30/トーク11:40~12:10
B 11:40~ トークのあと、上映: トーク11:40~12:10/映画鑑賞12:20~13:50
トークゲスト:小澤いぶきさん(児童精神科医)
場所:スタジオ・ヨギー新宿WEST
東京都新宿区西新宿1-21-1 明宝ビルディング2F
参加費:お支払は当日、受付でお願いします。
【割引】Art of living magazineのfacebookページに「いいね!」をしている方 1,500円
【割引】スタジオ・ヨギープレミアム会員の方とお連れの方 各1,000円
上記のいずれにも該当しない方 1,800円
詳しくは、下記インフォメーションをご覧いただき、事前にお申込みをお願いいたします。
イベントリポートはこちら。前編・後編
Art of living magazine編集部