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beauty pelvis
骨盤の歪みは、なぜ脚の長さでわかるのですか?
ビューティ・ペルヴィス インストラクターのヒサノです。どうして骨盤の歪みが、脚を見てわかるのかについて、お話しいたします。
私たちの体は完全に左右対称ではないため、骨盤の左右差は誰にでもあるものです。ビューティ・ペルヴィスのクラスはその左右差をセルフケアによってできるだけ少なくしていくことが大切だと考えています。
クラスでは、まず自分の体を知ることからスタートします。床に投げ出した脚を見ると、骨盤の状態がわかります。くるぶしの位置やつま先の開いた角度によって左右差が確認できます。
脚は骨盤の状態を表しています。家などの建築物もそうですが土台がぶれ、歪みが生じるとそこに付随する部分に影響が出てきますよね。体も同じで、上半身と下半身を結ぶ中心部分にあるのが骨盤ですので、骨盤が歪んでくると脚に影響がでてきます。
ここで言う歪みとは筋肉の使い方、筋肉を覆っている膜の状態が影響し、機能に左右差がでるという意味です。これはいつも同じ脚を上にして組む、横ずわりを同じ側でする、どちらかの脚に重心をのせるなどの生活習慣からの動きのクセが骨盤の歪みとなって現れることが多いです。
つまり、骨盤の状態の影響が、その末端の脚に出るので、骨盤を整えれば、足先まで整えることにつながるのです。
骨盤がどのくらい歪んでいるかを自らチェックするのは難しいですが、目に見える足であればチェックしやすいですよね。左右差や歪みは調和が取れていれば個性と言えますがそれ以上差が大きく現れてくると不調や痛みにつながります。
ビューティ・ペルヴィスの一連のプログラムが終わった後に前述の脚のチェックをするとクラス前と比較し左右差が小さくなっていることが確認できるはずです。整体の先生いわく調整できた体は平均すると3日くらいはもつとのこと。今の自分の体のチェックやメンテナンスに、また未来に向けての不調の予防にぜひビューティ・ペルヴィスのクラスにご参加ください。体の状態を知るともっと自分自身の身体を愛おしくなると思います。
文 ビューティ・ペルヴィス インストラクター ヒサノ/編集 七戸 綾子