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yoga
なぜインストラクターを目指そうと思いましたか?
~ヨガインストラクター編 1/2
先生、質問です! vol.16
読者の方々から届いたインストラクターへの質問のなかから、特に多かったものをご紹介。あなたの「?」を「!」に変えます。
Question
スタジオ・ヨギーの先生は、いろんなタイプな方がいるなぁ、と思いました。みなさんそれぞれ経緯があると思うのですが、なぜヨガインストラクターになろうと思ったのですか?
Answer
Yoga アヤコ先生の場合
今から十数年前、私はスポーツトレーナーとして働いていました。パフォーマンスの向上、リハビリ、ダイエット……なりたい自分になる! そんな様々な目的を持ったクライアントさんと日々向き合っていました。
ある時、目標であった体造りを達成したクライアントさんが、急な精神的ストレス
がかかる出来事と共に体調を壊してしまったのです。その時に真の健康とは心も体も元気であってこそ!と痛感したのでした。
当時、お稽古としてヨガと合気道を習っていたので、少しずつトレーニングにもそこから得た思想や考え方を取り入れ、人の心や意識に働きかけることを心がけてみることにしました。心と体を一緒に考え、意識的に行うトレーニングの実践ははるかに効果てきめんでした。
その延長線でスポーツクラブでのヨガクラスも担当させていただけるようになっていましたが、一番心を動かしたのは、白隠禅師の「動中工夫」という言葉を知ったときでした。
動きの中で瞑想的な感覚を得る…そんなヨガに出会いたいと一人東京へ出向き、いろんなヨガクラスを受けて回っていた時に一番感銘を受けたのがヤスシ先生のクラスでした。忙しい社会で生きる私たちにとって、とても良い練習方法を見つけた!! そんな気がしました。
興奮のまま一度福岡へ戻り、その後トレーニングを受講すべく、すぐに東京へ引っ越したのでした(笑)。
私はスタジオ・ヨギーと出会っていなければ、ヤスシ先生に出会っていなければ、きっとヨガインストラクターになろう!とは思わなかったと思います。気がつけば私もヨギーで教え始めて10年以上が過ぎました。